体のむくみ。

体のむくみ

朝起きたときや長時間同じ姿勢のままでいたときなどによく見られる「むくみ」がどういった原因で起こるものなのか、ご存知の方は少ないと思います。

主にむくみが発生するのは水分や塩分の取り過ぎ、運動不足による新陳代謝の低下、ホルモンバランスの乱れなどが原因となる場合が多く、体になんらかの負担がかかっているときに起こりやすいと言われています。
特に、女性の場合は男性よりも筋力が低く、全身のポンプ作用が弱い傾向にあるため、脚がむくんだりするケースが多く見られます。

この体のむくみにはリンパ管の働きが大きく関わっており、血液中に含まれる水分が血管の外に漏れ出した後、本来であればその水分は細胞間液となってリンパ管を通り心臓へと戻ります。
しかし、リンパ管の働きが悪くなるとこの作用が弱まり、細胞間液が細胞間に溜まったままの状態となり、体がむくむといった症状を引き起こします。

正常な状態 むくんだ状態

はじめにむくみが発生する原因をいくつか挙げましたが、それらだけが原因であるとは一概に言い切れず、内臓に異常をきたしていることが原因の場合もありますので、あまりにもむくんだ状態が長引くようなときは念のため検査を受けるようにしましょう。

たまに起こるような軽いむくみであれば、首や脇などにあるリンパ節をマッサージすることで血行がよくなり、むくみをやわらげることができます。
こういったマッサージもボディケアの1つであり、むくみを解消するのに大きな効果を発揮しますが加えて食生活にも気をつける必要がありますので、体の外側だけでなく、内側からもしっかりとケアすることをおすすめします。

PAGETOP